■ 2013-04-13

ふるさとは遠いきにありて想うもの?

オギャ~と生まれて早52年、もう1ヶ月もすれば53年。
3月の終わりの日曜日、故郷の先輩たちに誘われて小生の実家近くの裏山「権現山」にて花見があると言うのでギター片手に参加させてもらった。
「権現山」の桜は意外や意外結構立派な風情だった・・・知らなかった・・・
ガキの頃には定番の遊び場広場であったし、そこからさらに山に登った所に秘密基地作ったりもしたんだけど・・・
祠に導く数十段の階段も何のその、急勾配を駆け上がりあっという間に遊び場を目指したもんだ。

20代以降ここに来た記憶が無いくらい、半ば忘れ去ってしまった場所といっても良いくらいな場所。
ギター片手に階段は諦めて・・・少し遠周りな勾配の小路を斜めに登れば・・・3回休憩する有り様だよ。
ゼイゼイ・・・ハアハア・・・なんだよね、情けない気持ち。

都会では開発・・・開発・・・あっという間に街の個性を失ってゆく・・・ここ山口市でも商店街の空き店舗数の割にはマンションにマンションの建設と再開発の嵐・・・
人口増えてないのにねぇ~、あれだけ何にもない田舎の県庁所在地なんてレッテルもチラホラ・・・聞く。
小生の田舎は・・・相も変わらず昭和の臭いプンプン。
変わっている事と言ったら、人口減少と高齢化と「過疎」を超えて今では我が国も認めた・・・「限界集落」とまでレッテルを貼られた始末だよ。

でもね、あらためて今回感じたことはね、いつまでも昭和の良き時代の臭いが今でもあるってこと。
それでもね、小学校の側にあったあの駄菓子はもうない・・・
はっぴいえんどのアルバム「風待ろまん」にはそ辺の嘆きが聴こえたような気がした・・・


| Category: 雑感など四方山話 | posted at 09:30 | by ハジメ |
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