■ 2010-02-27

東風ふかば・・

「東風ふかばにほひをこせよ梅の花 あるじなしとて春なわすれそ」

藤原道真の飛梅伝説って思えばドラマティック、都から一夜にして梅の木が大宰府に飛んでいったなんて・・

梅の木という人ならざるものの中にも、これほどの熱い感情を投影した平安の人々の想像力の豊かさってすごいですね。
それだけ風や木々、自然と人は本来一体だったってことなのかも。

さださんの歌の鳥肌ものの説得力。
動かぬはずの梅の木の奥深くの熱い思いに重ねて、より深まって・・・

春の大宰府に行きたいなぁ。


| Category: 雑感など四方山話 | posted at 09:30 | by みちこ |
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