ロマネ・コンティの抜栓

先月ひっそりとおっさんからおっさんに成長していたワイン担当です。

 

 

今週のキーワードは「ロマネ・コンティの抜栓」。

 

 

先日、ある会に呼ばれた松永さん

 

ご依頼は、「ロマネ・コンティ」の抜栓。

「ロマネ・コンティ」とは

フランス・ブルゴーニュ地方で造られる

 

ちょー

こー

きゅー

な赤ワインの一つです。

 

そして、なんと「1972年」もの、

50年経っているボトルでした。
 ※すげー!!!

 

状態をまず、確認。

50年ものの割には、目減りが少ない状態。

コルクの浮きもなく、

濁りなく、

美しく熟成した色合い、

50年間、非常に良い状態で、保管されていたことがわかります。

 

 

まず、キャップシールを切り取り、きれいに拭いて

ソムリエナイフのスクリューの差し込む位置を吟味、

ゆっくり回していき、差し込み完了。

 

 

さあ、ここからが本番。

梃の原理で、ゆっくりと抜いていきます。

年代物のコルクは、ワインがしみ込んで、

柔らかくなっており、

差し込んだところから四方に割れてきました。

指で押さえ込み、「割れるな」と願いつつ

 

 

 

少しずつ力を入れつづけ、約2分。

 

 

ついに抜栓!

結局、2つに割れてはしまいましたが、

コルクがワインに入ることもなく、

何とか、任務完了。

ここ10年で、一番緊張した、「抜栓」でした。
 ※ソムリエも緊張するんだ!!