暑いのも寒いのも苦手なワイン担当です
今週のキーワードは「斜面」
※キーワードが斜面とは!!
斜面に葡萄畑がある場合、
ワイン通の多くは、
斜面の上側か下側かを気にします。
※WHY?
上側は水ハケがよいので質の高い葡萄ができ、
下側の葡萄は、これに劣る、という考えです。
※新しい発見だ
この立地条件に加え、
造り手の腕の善し悪しが絡むので議論はつきないよう。
ここでよく話題となるのがフランス・ブルゴーニュの特級
「クロ・ド・ウージョ」
ブルゴーニュ特級の面積としては最大の、
50haがあり、約80人が分割所有している、と言われています。
おおまかに、その土壌は上側から、
「教皇の畑」
「王の畑」
「修道士の畑」と、
3つの土壌に分かれ、
やはり上部がよい畑とされていますが、
ここで議論となるのが、その造り手。
「クロ・ド・ウージョ」で最高の赤ワインとされる「ドメーヌ・ルロワ」の畑は
斜面の下側にあり、雨が降ると、水たまりができるようなひどい立地だそう。
結局は「腕」、ということでしょうか。
※実力社会!!