season14
始まり始まり
今月から突入のアメリカ編
長期連載の予感
※特に決めてないしなんも考えてません
大谷翔平をご存じでしょうか?
そう
あの大谷翔平
説明はしない
大谷を生で観たい!
という母の希望に応えるため
あのめんどくさいパスポート申請を無事終えたワイン担当は
その他諸々の面倒なことも無事終えて
いざロスアンゼルスに向けて出発!
出発日当日
GW真っ只中に渡米を決意したワイン担当は
故郷で暮らす母と成田空港で待ち合わせの予定
そもそも還暦超えた母が一人で成田空港までたどり着けるかということが第一関門
心配ではあるがどうすることもできないワイン担当は
宇部空港から羽田空港に向かう
母は家を朝6時過ぎに出発する
朝5時くらいに連絡がきた
「朝ちゃんと起きれたので朝食(マクド)食べながらゆっくり準備しています」
今から向かう国をわかっているのか怪しい
なんで本場で食べられるものを今日食うねん!
という心のツッコミは届くはずなく
無事故郷から大阪に向かうことはできた模様
呑気な母親である
自分も飛行機に乗り遅れないよう準備する
昼頃にまた連絡が来る
「新幹線待ちなので人生初めてのスタバで休憩中でーす」
今から向かう国をわかっているのかかなり怪しい
初体験を本場で迎えられるチャンスをなんで無くすねん!
という心のツッコミは届くはずなく
おいしいコーヒーの香りに包まれながら休んでいるに違いない
呑気な母親である
自分は羽田空港に到着し
そのまま成田空港に向かう
これがとても面倒
羽田から成田までという区間がなぜこんな大変な移動をしなければならない構造になっているのか
今度会った時に国土交通大臣を問い詰めたい
とりあえず無事到着したワイン担当は
母を待つ
無事たどり着いた母と共に
向かう先はただ一つ
搭乗口
危険物の持ち込みもなく無事ゲートをくぐる二人
出発までしばらく待つ
そして搭乗
離陸する飛行機
ちなみに飛行機が墜落する確率は交通事故よりはるかに低いらしい
なのでドキドキすることもない
ちょっとだけ・・・
無事安定高度にたどり着いた飛行機内
機内食はまだなので何もすることがない
隣の母は一番搾りをおかきでたしなんでいる模様
吞気な母親である
高高度でアルコールを摂取することに抵抗があるワイン担当は
お茶を飲みながら残りの時間をどう過ごすかを考える
目の前のモニターをあさる
映画やら音楽やらゲームやら
暇つぶしになりそうなツールはどうやらある
しかしながら
ゲームが
囲碁と将棋と麻雀
しかなかった
なんとも外国人に優しくないゲームである
日本人にしかわからないゲームが多い
日本人もわからないゲームもあるやないかい
ちなみにワイン担当は全てのゲームを熟知しているので
レベル1のCPUを心地よく撃破しながら時間を潰す
隣の母はルールを知らない麻雀でCPUを撃破しまくっていた
吞気な母親である
今回はJALの飛行機なので
CAさんも日本人がほとんど
日本語が通じることはとても快適である
beef or chicken?
という言葉もなく
牛肉と鶏肉どちらにしますか?
というバリバリの日本語
牛肉二つを問題なく注文する
するとCAさんが
「鶏肉もおすすめですよ」(ニヤリ)
どうやらバランスをとるために両方注文してほしい模様
半強制的に2種類の機内食を注文したワイン担当
エコノミークラスだから我慢するしかない
この世は資本主義なのだ
何も不満は無い
過去に海外旅行の機内食で
フィッシュ
を注文したら
芋がメインの機内食がきたことと比べれば
とても美味な機内食であった
なんとデザートがあるらしい
しかもハーゲンダッツ!
母はそれと追加の一番搾りで幸せそうな表情
吞気な母親である
ワイン担当はもう眠たかったので
ハーゲンダッツを断るほどの強者ぶりを発動
そのままシートを倒して眠りにつく
エンジンの轟音で全く眠れることなく
10時間の飛行機でおしりを犠牲にしながら突き進む
これを我慢できなければアメリカ本土にたどり着けない
見えてきたロスアンゼルスの海岸
やっと着きそうだ・・・
本当に長かった・・・・・・
すでにおしりは限界突破していたが
見えてきた街並みの感動で忘れるほど
アメリカへの興奮が止まらなかった
上空で停滞しながら進む飛行機
ロスアンゼルス空港は飛行機が多すぎて空で渋滞するらしい
飛行機の渋滞という初体験を経験しながら
無事到着
よかった
悲鳴を上げていたおしりに到着したことを伝える
喜ぶおしり
ロスアンゼルス空港内を突き進むワイン担当と母
異国にたどり着いたわくわくはそのまま
空港内でも写真を撮りながら進む田舎者二人
しかし
これから待ち受けるのは
入国審査という最大にして最強の関門である……
続く……
(>_<)