6月24日の 「山口井筒屋 radio winery」 のキーワードは、
ワインの飲み頃
「ワインは熟成したものに価値がある」
という価値観は、徐々に変化しつつあります。
ワイン=熟成
という考え方は、
ワイン流通の本場イギリスから始まった考え方。
かつてイギリス領であったボルドー産のワインを飲むにあたり、
若いうちは渋すぎて熟成させてからでないとおいしく飲めなかったからとも言われています。
ただ、現在では、ブドウの栽培技術も向上し、
最適な成熟ぶどうからワインが造られるようになり、若いうちから十分おいしく飲むことができます。
となると、あとは好みの問題です。
出来立てのワインの酸味・渋みをしっかり感じて飲むもよし。
熟成したワインの深い香りとなめらかな味わいを楽しむもよし。
どのタイミングのワインが好みなのか、探してみるのも楽しいですね。