10月14日の 「山口井筒屋 radio winery」 のキーワードは、
シャトー・シュヴァル・ブラン
「シュヴァル・ブラン」は、
フランス・ボルドーの右岸、サンテミリオン地区で造られる
「白馬」を意味する赤ワインです。
サンテミリオンを代表するというより、
ボルドーを代表すると言ってもよいほど、素晴らしい赤で、
特に1947年ものは、「幻のワイン」の一つと考えられていて、
名のある評論家たちが、軒並み満点をつけるほどの傑作でした。
1947年ものが造られる以前には、まだ、
サンテミリオン地区そのものがワインでこれほど有名ではなく、
シャトー購入を持ち掛けられた名家の奥さんが、
「シュヴァル・ブランは蚊が多いからいや!」
と断ったのだとか。
今となってみれば、もったいないことをしたかもしれません。