12月9日の 「山口井筒屋 radio winery」 のキーワードは、
思い出のソムリエ・ナイフ
ワインを開けるときに使う
「ソムリエ・ナイフ」の話題。
先週に引き続いてお届けします。
ソムリエナイフはただの「道具」ではありません。
熟練ソムリエの無駄のない動きは、
かっこいいソムリエ・ナイフがあってこそ。
私が一番かっこいいと思うソムリエ・ナイフは、
フランスのシャトー・ラギオールの
「ボーマールモデル」
1998年の世界ソムリエコンクール準優勝
エリック・ボーマールさんを称えて作られたこの
「ボーマールモデル」
彼は片手が不自由で、両手を使ってワインを開けることができません。
私は一度彼のお店に行く機会があり、
ボーマールさんのワインオープンを間近で見たことがあります。
ワインを脇に挟み、無駄のない動きで美しく開けるその姿。
ボーマールさんも、
シャトー・ラギオールのボーマールモデルも、
本当に輝いて見えたこと。
忘れられません。